長時間働いている人は果たして偉いのか
ホワイトな会社であっても、ブラックな会社であっても、
『普通の人より長時間働く人』は
あなたの近くにいませんか?
『ドイツでは~』とか、『国際企業では~』みたいな
周りの物差しを使うのはなしで、単純にどのように感じますか?
『人より頑張っている、えらい!』
『他の人ならもっとスグ終わるのに・・・』
とうとう、評価はまちまちだと思います。
古い体質の組織程、前者の感想が多く、
若い人が多い会社だと後者の感想が多いのではないでしょうか。
周りからの評価はともかく、長く働いてる人にもそれなりの理由はあります。
①仕事を生き甲斐にしている
このパターンなら周りは放っておいて良いです。
『キツイけど頑張ってる俺・・・良い!』ってなってます。
一人で気持ち良くなっていますが、周りから心配されたりちやほやされると
もっと頑張ります。
上手く使いましょう。
②帰る場所がない。帰りたくない人。
一人暮らし男性、もしくは家庭が上手くいっていない男性など。
『家に帰ってもなあ・・・。』
ってなってる人達です。
特に感想はありません。
③単純にどんくさい人
周りがサポートすべきはこのタイプの人です。
放っておくと〇にます。
仕事の拘束時間が長くても、よっぽどではない限り人〇にません。
(※残業時間数百時間・・・とかはよっぽどです。)
しかし、いくら自分が頑張っても結果が出なかったり、周囲から評価されないと
肉体的な負担以上に精神的な負担が大変なことになります。
仕事のサポートをしてあげても良いですし、場面によっては辞めさせるのもお互いの為かもしれません。昨今なら仕事は探せばあります。
(※恫喝はダメです)
色々言いましたが、長時間働いている人間がもてはやされる時期はもう終わった気がします。
資本主義真っ只中ですが、
そろそろ人間らしい生活ができるような時代が来ればいいですね。
『公約はアテにならない』はもう中学生の生徒会長選挙で学んだ
選挙活動、活発ですね。
色んな所に行って、色んな人に声かけて、握手して。
凄いなーと思います。
でも公約はアテにならない。
それは皆さんもう中学校の生徒会長選挙で学んでいるはず。
一度として体育館がお昼休みに開放された事がありますか?
毎年みんな掲げて、結局ダメなやつ。
大人も一緒です。
そんなもんだと思います。
『みんな〇ねば良いのに』と思い続けられれば、ハイスペックパーソンになれる。
過激な思想です。
実行はダメです。
心の中にそっと強く思うだけ。
今のところ日本では思想の自由が認められているので人に向けて活字にしたり口に出さなければ大丈夫なハズですが、いつ思ってもいい訳ではありません。
■思っちゃダメな場面
・自分の仕事のミスを他人のせいにする時
・自分のコミュニケーション能力の低さを周囲の人間のせいにする時
・自分がその環境に馴染めていないのを人のせいにする時
・・・・つまり、責任転嫁の材料にしちゃダメですよ、という事です。
原因が自分にあるのに、それを周囲の人間のせいにし続けていると、いつか取り返しのつかない事になります。今いる周囲の人間に変化を求めるのではなく、まず自分が変わりましょう。話はそこからです。
■じゃあどんな時に思うの?
簡単に言うと、自分が周囲の人間の100倍努力している時です。
自分はこれだけやっているのに、なぜこの人達はやらないんだ・・・。
なんでこのおっさん仕事してないのに偉そうなんだ・・・。
こーゆー時は、迷わず『〇ねば良いのに』と思いましょう。
再度言いますが、実行するのはダメです。
気持ちを伝えるのもダメです。
あくまで自分の中で思うだけ。
■『〇ねば良いのに』と思うメリット
・自分をより追い込める
人を悪く思うのであれば、その人より確実に成果を出し続けなければなりません。
学校であれば常に成績上位に。
職場であれば常に会社の数字に貢献する。
人を悪く思う事は、人に自分のスキを見せてはならないというのと同義になります。
上位にいなければ、揚げ足を取られて終わりです。
その為に、今以上に努力できるはずです。
常に上位に、常に博識で、常に勤勉で・・・。
まずは3か月続けてみて下さい。
確実に成長します。
■デメリットももちろんあるよ
むしろデメリットの方が沢山あるかも。
・チームプレーの類は空気が最悪になる
足並み揃わなくなってしまいます。
個人プレーのものだと上記のメリットの恩恵が受けられますが、集団行動に重きを置かれているものだと爪弾きにされるリスクがあります。
・縦社会だともっと大変
仕事が出来ない上司ほど、出来る部下を妬みます。
妬みの対象になったら非常にめんどうなので、使いどころは慎重に・・・
私の勤めているところは平和なので、比較的使いやすいです。
■最後に、当たり前ですが・・・
当たり前ですが、こんな事は思わないに越したことはありません。
しかし、その覚悟がある上で思い続けるのであれば、あなたの成長の助けとなるでしょう。
容量・用法にお気を付けください。
最後までお読み頂きありがとうございました。