【持論】自立した人間とは?めんどくさい言い方編。
【自立】
[名](スル)
1 他への従属から離れて独り立ちすること。他からの支配や助力を受けずに、存在すること。「精神的に自立 する」
2 支えるものがなく、そのものだけで立っていること。
『自立』。
言うのは簡単です。
しかし、完璧な自立が出来ている人間が何人いるでしょうか?
そもそも、【人間】とは読んで字のごとく人と人との間(=社会性)
が絶対不可欠な存在であり、社会でもみくちゃになっている限り、
完璧な自立とは程遠いです。
他人と関わる以上、
■信頼という名の依存
■期待という名の抑圧
が発生してしまうので、他人の影響を受けずに日々穏やかに過ごすのが
難しくなってきます。
人間という言葉自体が複数の存在が前提になっている以上、
【人間】から【ヒト】にならないと完璧な自立は出来ないはずです。
では【ヒト】になる為にはどうすれば良いか?
■自然に帰る
一番手っ取り早いですが、同時に最も非現実的です。
パーフェクト自給自足、憧れますね。
・・・そんなことは出来ないので、仕方なく
社会に身を潜めながらも、自立心を損なわない過ごし方を
考えましょう。
自立において最も重要な事は
■他者依存からの脱却
■自己決定権の確保
です。
他人への依存というのは、
■~さんならこの仕事、やっといてくれるだろう
■~君と一緒じゃないとヤダ
みたいものです。
簡単に言うと【甘え】ですね。
自立≠甘えなのです。
両者は相反する思考なのです。
甘えは捨てましょう。
他人を期待や信頼してはいけません。
疑心暗鬼になれ、という訳ではありませんが、
他人に任せた事によって悪い事が起きてしまっても、
それは任せた貴方の責任なのです。
甘えは捨てましょう。
この考え方が、次の自己決定権の確保につながってきます。
人間の幸福度の高い・低いが比例した項目があります。
それは年収の高い低いでも・結婚しているかどうかでもありません。
自分が自分の行動に対して、決定権を持っているか否か
(=自己決定権)
この項目が高ければ高いほど、人間は幸せなのです。
平日40時間勤務している人でも、
嫁にボコボコにされていても、
現状が他人からの強制ではなく、
自分の意志でそれらをしている人は幸せなのです。
全ての物事は自分の行動や決定は自分の意志で行いましょう。
「〇〇さんがこーやれって言ってましたー」
みたいな事を言う人が幸せそうに見えますか?
自分の意志で行いましょう。
以上です。
ありがとうございました。
自分を分けて考える『分人主義』のすすめ
『裏表が激しい』
『人によって態度が変わる』
『相手によってコロコロ変わる』
当たり前です
『自己の存在は他者によって証明される』
使い古された言葉ですが、間違いではないと思います。
あなたという1個人は単体ですが、
あなたが関係している他者の数と比例して、
あなたの存在は増殖します。
・親と居る時の子供としてのあなた
・会社の上司と居る時の部下としてのあなた
・友人といる時のあなた
・キャバクラにいる時のあなた
全て違う表情・考え方をしているはずです。
キャバクラにいる時と親の前にいる時が一緒だったら
むしろ引きます
この考え方を用いると、対人の際に少し気持ちが楽になります。
『どうやったらこの人に気に入ってもらえるだろう・・・』
なんで事は考えなくてよくなります。
どういう事かというと・・・。
相手も同様に、対する者によって人間が変わります。
相手が対象を気に入るか否かは
■対象そのものが好きか否か
ではなく、
■対面している時に出てくる自分が好きか否か
で判断されるのです。
つまり、
自分がその人にとってプラスかマイナスかは自分のパーソナリティではなく、
相手がその時の自分(相手)自身が好きかどうかによって全てが決まります。
そんなのに一喜一憂していても仕方ありません。
気に入ってもらえなかった時は、おそらく自分もその相手といる時の自分は
好きではないはずです。
嫌な相手との関係を希薄にする事によって、
その時の自分は抹殺しましょう。
好きな自分を増やしていけば、おのずと本体を好きになります。
過度な主張は不要ですが、生きていける程度には
自分が好きな自分になりましょう。