自分を分けて考える『分人主義』のすすめ
『裏表が激しい』
『人によって態度が変わる』
『相手によってコロコロ変わる』
当たり前です
『自己の存在は他者によって証明される』
使い古された言葉ですが、間違いではないと思います。
あなたという1個人は単体ですが、
あなたが関係している他者の数と比例して、
あなたの存在は増殖します。
・親と居る時の子供としてのあなた
・会社の上司と居る時の部下としてのあなた
・友人といる時のあなた
・キャバクラにいる時のあなた
全て違う表情・考え方をしているはずです。
キャバクラにいる時と親の前にいる時が一緒だったら
むしろ引きます
この考え方を用いると、対人の際に少し気持ちが楽になります。
『どうやったらこの人に気に入ってもらえるだろう・・・』
なんで事は考えなくてよくなります。
どういう事かというと・・・。
相手も同様に、対する者によって人間が変わります。
相手が対象を気に入るか否かは
■対象そのものが好きか否か
ではなく、
■対面している時に出てくる自分が好きか否か
で判断されるのです。
つまり、
自分がその人にとってプラスかマイナスかは自分のパーソナリティではなく、
相手がその時の自分(相手)自身が好きかどうかによって全てが決まります。
そんなのに一喜一憂していても仕方ありません。
気に入ってもらえなかった時は、おそらく自分もその相手といる時の自分は
好きではないはずです。
嫌な相手との関係を希薄にする事によって、
その時の自分は抹殺しましょう。
好きな自分を増やしていけば、おのずと本体を好きになります。
過度な主張は不要ですが、生きていける程度には
自分が好きな自分になりましょう。
結婚と同居は絶対に同義なのか ~家庭外別居のススメ~
私は今、結婚適齢期真っ盛りにいます。
みな同じように式をあげて、同じように1つ屋根の下に・・・。
みな同じように1つ屋根の下に?
無理無理ムリムリむりmuriiiiii
人と一緒に住む、どうしてえ・・・。
以下、別々に済んだ方が良くないですか?
の主張です。
①財布が完璧に別にできる
人間は弱い生きものです。
頼れる存在・依存できる存在が近くにいると、必ず便りにしてしまいます。
悪しき事態です、今すぐ別居しましょう。
自立出来て初めて人間です。
誰かにおんぶに抱っこになってはいけません。
自立しましょう。
②1人ならプライベート空間しかない
トイレの順番、
キッチンの配置、
冷蔵庫の中身、
TVのチャンネル、
寝るタイミング
家の中における活動は少しでも他人と被るとアウトです。
いくらオナラしても気にしなくて大丈夫です。
自分の家は自分の家です。
自分だけの家の方が良いです。
③別々に済んだ方がずっと仲良く過ごせる
これが一番大事かもしれません。
一緒に住んでいると、会いたかろうが・会いたくなかろうが
近くにいます。
片方だけが不機嫌ならまだぎりぎりセーフです。
両方不機嫌だった時。
事件です。
どちらかが外に出ればいいのでは?
自分が不機嫌で家で1人で過ごしたいときに、なぜ
わざわざ家を明け渡さなくてはならないのか?
逆に、相手が不機嫌だった時もわざわざ離れる必要があります。
最初から離れていたなら?
会いたい時だけ会って、
会いたくない気分の時は各々の時間を過ごせばいいのです。
一緒に住んでしまうから、お互いのペースで過ごせない。
なら最初から別々に住めばいいのではないでしょうか。
④通い妻、興奮する
省略します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
じゃあ理想は何なの?
ってなるかと思います。
理想は
①別居(でも徒歩5分)
②子供ができたら集合、一緒に住みます。
③子供が巣立ったら解散、実家が増えます。
です。
①別居(でも徒歩5分以内、もしくは隣駅)
・生活圏が一緒だから悪い事はできない
・どちらかが早く帰っていたら、ご飯作った方に集合できる
・何かあった時にはすぐかけつけられる。
どちらかが会いたくなって、片方も承認した場合は
すぐ行けるにこした事はないのです。
別々に生活したいだけで、長期間会いたくない訳ではありません。
お互いにとって精神衛生が良い状態を長時間続けられる形が
家庭外別居なのです。
一緒に住んでしょっちゅう喧嘩っするよりも、
少しだけ離れて生活した方がお互いを尊重したままでいられます。
②子供ができたら集合、一緒に住みます。
子供は好きです。大好きです。
なので、特別な事情が無いのに家庭に母、もしくは父しかいないのは
良くない事です。
別々に生活しているのは2人の間での都合であって、子供には
関係ないからです。
高校生くらいになれば、別々でもいいかもしれません。
母親に会いたくない時、父親に会いたくない時、それぞれあります。
そんな時にもう片方の家がセーフハウスになれば、
悪くないかもしれません。
③子供が巣立ったら2人は解散、実家が増えます。
考えてみて下さい。
生き物の目的は子孫の繁栄です。
自分の子どもを育てて、子供が自宅を巣立ってからも一緒に生活を共にする。
こんな生き物は人間だけです。
鳥も、犬も、魚も、
育てた後は解散します。
交尾だけして解散・・・とかもザラにあります。
なぜ人間だけが子供を育てた後も一緒に生活し続ける必要が
あるのでしょうか?
自然界からすれば、むしろ不自然な行為です。
お互いがまた自立して、各々のやりたい事に時間を使えば
良いのではないでしょうか。
別々に済む=離婚ではありません。
①の状態に戻るだけです。
お互いが一緒にいる時間を楽しめるのであれば、解散した後も
会いたい時だけ会えばそれでいいのです。
自立しながら、共栄もできる。
理想の形です。
最後に・・・
結局何が言いたいかというと
結婚したい・・・・!!!!
以上です。
ありがとうございました。
『なぜ同じ職場でも人によって仕事量は偏るのか』の考察
同じ職場
同じ労働環境
同じ仕事内容
同じ人間。
なのに、
なぜか抱える仕事の量は人によって必ず偏る。
もしろん、経験や年齢によって状況は異なる。
しかし、
・優秀なのにいつも忙しそうな人
・新人なのに余裕そうな人
みたいな謎な状況が多々発生する。
なぜなのか。
① 全体管理の人の器
② 他人頼りなスケジュールを組むと即崩壊する
①全体管理の人の器
目の前の仕事に集中している人が、他の人の仕事の進捗も細かく
気にしていられるか・・・。
ムズカシイですね。
なので組織には何かしらグループを管理する人がいます。
その職場にて何等かの肩書きを有している人間の役割となります。
部長・課長・・・。
この人達は組織の管理が上手くて昇進したのでしょうか?
残念ながら異なるケースが多いです。
仕事ができるから昇進したのです。
では、
仕事ができる=グループの管理が上手い
でしょうか?
これも残念ながら違います。
・仕事のボリュームの把握
・各人の役割
・進捗の共有
上記は完璧じゃなくても、自分1人に課された仕事であれば
残業すれば残ります。
仕事の難易度に関わらず、残業して完成すれば
達成している風に見えるのです。
効率や要領よりも、時間投下が評価される環境の場合、
各個人の仕事スキルはあまり評価の対象にはなりません。
自分の時間をいかに多く仕事に割いたか。
これがなぜか一番評価されます。
残業をゴリゴリして仕事を終わらせていた人間が
人の上に立ったらどうなるか。
最悪です。
・終わらせる方法
・簡素化、効率化、短縮方法
そのような環境改善はありません。
今まで時間をかける、という思考停止の1つ覚えでやってきたので、
考えなくてもよかったからです。
されど抗えないのが職場の上下関係。
自分の身を守るために、時間だけに頼らない仕事の仕方をしていきましょう。
②他人頼りなスケジュールを組むと即崩壊する
「この仕事は〇〇さんにお願いして・・・」
「明日の打ち合わせの資料はもうお願いしてあるから・・・」
『もうお願いしてある』
これは
「人に仕事の依頼はしたから、あとは勝手に出来上がっている」
という意味ではありません。
「これから運が良ければ終わるかもしれない」
という意味です。
やり方、注意事項、終わった後の処理・・・
その仕事1つに関して気にしなければならない事項を全て
共有して初めて
「人に仕事をお願いした」
という意味になります。
一言で仕事の主導権が移るようなちゃちい仕事を
しているのであれば、それはそれで良い事とも言えません。
最後に・・・
雇用とは自分の時間とお金との交換です。
お金の為に健康まで売り払う必要はありません。