『他人から進められた自己啓発本を読む』は他己啓発では?
【今週のお題「読書の秋」】
自己啓発本自体は嫌いではありません。
たまに良い事書いてます。1億冊に1冊くらい。
なぜ自己の経験を物差しとして、他人の人生に落とし込もうとするのか。
なぜ自分がAという方法を用いて成功したからといって、他人にもAという方法をオススメできるのか。
謎です。
顔も見た事ない人間の思考を参考にしようと思うだけでも十分謎ですが、
それに加えて。
知人にオススメされた自己啓発本を読む。
もっと謎です。
なぜ他人が参考にした思考によって自分も救われると思うのか。
むしろより参考にしたくなくならないですか。
そこの派生で謎を更に深めるのが、
自己啓発本を読ませようとする職場の先輩・上司。
やかましいわ。
なぜあなたの薄い感性で判断した本を勧められるのか。
その自信はどこからくるのか。
自己啓発本を勧めてくるという、恥ずかしい行為をなぜ惜しげもなくできるのか。
頼むからやめてくれ、私の方が恥ずかしい。
変な自己啓発本よりもドロドロぐちゃぐちゃな本の方が
よっぽど得られるものがあります。
何が言いたいかと言いますと、
秋の夜長は夢野久作を読みましょう。
これはこれで酷いチョイス。