自己啓発に疲れた人が読むブログ

大きな声では言えないことを書きます。

【ためらうな】転職・退職に迷ったら、迷った時点で辞めましょう。【拝啓、新入社員様へ】

 

 

昔の、話をしようーーーーーーー。

 

 

 

 

【序章】

とある会社で、急成長を遂げていた支店Aがあった。

 

その支店Aは30人ほどの従業員だった。

 

全員の従業員の進捗・様子が管理が出来る支店長。

 

若い社員をよく気にかけてくれる先輩。

 

完璧ではないが、モチベーション高く仕事に取り組む社員。

 

困った時に優しく助けてくれるパート。

 

 

 

常に順風満帆!ではなかったが、支店Aが一丸となって

目標に向けて進んでいた。

 

仕事の大小・重要度には差があるにしても、

皆がチームに貢献していると実感できていた。

 

何より、お客様の為に自分たちが出来る事を

一生懸命に出来る環境が楽しかった。

 

 

 

他支店と比べても成績は圧倒的だった。

目標達成率はどこよりも高く。

退職率はどこよりも低く。

 

入社した社員は大変ながらも、充実した環境で

成長を続けていった。

 

 

 

そんな中。変化が起きた。

 

支店長が成績を評価され、他支店の立て直しのために出ていったのだ。

 

支店Aのみんなが惜しみながらも、その支店長を見送った。

 

その人がいなくても、整えてくれた環境で

頑張っていくのだ。

 

支店Aに在籍していた社員は皆そう考えていた。

 

 

【崩壊】

元いた支店長の代わりに、支店Aに新しい支店長が来た。

どうも前任者よりも偉い人らしい。

 

前の人でさえ優秀だったのだ。

 

その人間よりも会社から評価されている人ならば、

どれだけ優秀なのだろうか。

 

支店Aの人間は期待に胸を膨らませた。

 

 

 

 

 

来てびっくり。

 

サイコパスだった。

 

疾風怒濤・罵詈雑言・人格否定の雨あられ

他企業の刺客か?と疑うほどだった。

今までの支店Aの良さが全て奪われた。

お客様にとって、ではなく、全てがサイコパス中心に回り始めた。

 

 

 

結果、全てが改悪した。

 

上司は保身の為に、サイコパスの金魚の糞になった。

 

先輩は仕事に追われ、後輩に構わなくなった。

 

若い社員は目がイってた。

 

パートは給湯室から出てこなくなった。

 

 

 

そんな状況で仕事が上手く回るハズもなく。

 

売上は下がり、クレームは増えた。

 

それでもサイコパスの独りよがりが改革は続いた。

 

サイコパスが満足する方法の仕事。

 

そこにお客様に対する敬意は無かった。

 

 

 

お世辞にも充実してるとはいえない就業時間だった。

 

そんな中で社員が音を上げるのは時間の問題だった。

 

 

 

 

【終焉】

サイコパス赴任前の3年間、支店Aは途中退職者0人だった。

 

サイコパスが来て1年。

 

社員の4割、パートの5割が退職した。

 

戦争では、大隊の4割が喪失された時点で全滅を意味するらしい。

 

それは日本の職場でも同義であった。

 

仕事の引継ぎ・顧客の離脱・専門性の高い職務の後継不足。

 

通常業務など続けられる環境ではなかった。

 

 

 

しかし、まだサイコパスは支店Aにいる。

 

生き残ったのはサイコパスの腰巾着と、右も左も分からない新人だけ。

 

 

 

1つの視点の頭を張る人間が変わるだけで、ここまで変わるものなのか。

 

あの時、どうすれば良かったのだろうか。

 

正解は分からない。

 

 

 

【伝えたい事】

よくこのように言う人がいます。

「仕事は大変だし代表は怖い人だけど、社員さんはみんな良い人なの~」

 

仕事が大変な事と職場の人間の良さは関係ないと思っていましたが、

今回の件で分かりました。

 

■自分よりも他人・顧客に迷惑かけまいとする人。

■自分が我慢すれば状況が良くなると考える人。

■他人に無関心な人。

 

クソブラックな会社でも働き続けられる人間は、上記のどれかに

該当する事が多いです。

 

結果、自分の身を守る為に退職した人は消えて、相手に強く言えない

人達が残る。

 

「仕事は大変だし代表は怖い人だけど、社員さんはみんな良い人なの~」

な職場の完成です。

 

 

 

仕事は大事ですが、サラリーマンであれば自分の命を懸ける程ではありません。

 

サイコパスの近くに長時間いればいる程、

自分の感覚が壊れていきます。

洗脳に近い状態です。

 

自分では気付きにくいかもしれないですが、

ヤバいと思ったら逃げましょう。

 

最近は退職代行みたいなのもあります。

賛否ありますが、私はぜひ活用すべきだと思います。

 

命大事にして下さい。